英語学習ってどうしても飽きるし失敗しがちですよね。
飽きて失敗してしまう自分に嫌気がさして結局挫折してしまう…心当たりはありませんか?
今回は英語スピーキング力強化の決定版、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングの失敗しない使い方解説です。
5ステップに沿ってどこよりもいちばん優しく&詳しく解説します。
「スピーキング力」を鍛えて”何者か”になりたいあなたの道しるべになれば幸いです!
- 失敗せずに英語を話せるようになりたいあなた
- 瞬間英作文トレーニングに挫折したあなた
- 瞬間英作文って効果あるの?な半信半疑のあなた
- 瞬間英作文の失敗しないための心構えとやり方
- 瞬間英作文トレーニングのオススメ神教材
- 瞬間英作文の超具体的な5ステップのトレーニング方法論
英語で大企業サラリーマンLifeをハックしています!
- 米国大学院への社費留学をGETした大企業サラリーマン(商社マン)。
- TOEIC975点、英検準1級。英語によるビジネス交渉実績多数。
- 英語力で”何者か”になり最速出世&新たなキャリアを開拓中。
瞬間英作文って何?
「超シンプルな日本語文を秒速で英語に変換して口から喋る訓練」です。
正直に言うと、超地味なトレーニングで飽きやすいという欠点はありますが、効果は抜群です。
僕は瞬間英作文に勝る英語スピーキング力向上の独学方法は無い!と確信しています。
当ブログでは”わかる”と”できる(喋れる)”の間にある溝を埋める魔法として、【瞬間英作文トレーニング】の具体的なやり方を中心にさまざまなことを解説しています。
瞬間英作文のおすすめ神教材
どの教材がいいの?
色々なシリーズがありますがまずこれで間違いないです!
僕が10数年前にLA近郊の日本人書店で出会って以来、いまでも「瞬間英作文といえばこれ」と言われる神教材です。2006年の出版から15年じわじわと売れ続け、なんと80万部を突破しています。
外国語大学生として読み・書きレベルはそれなりに高いハズだった僕でも、中学レベルの単語レベルのこの青本をマスターするのにはかなり歯ごたえがありました。
スタート地点のあなたの英語力によって入口となるテキストを変えるよりも、まずはこのベストセラー本からはじめることをオススメします!
テキストは思考停止でベストセラー本を選べばOK。重要なのはやり方です!
絶対に失敗しないための5つのステップ
では「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を元にして、瞬間英作文トレーニングで英語力を鍛えて目に見える成果を出すための具体的な5ステップを解説していきます。
心構え
まずはじめに瞬間英作文に取り組むためのマインドセット(かなり大事)ですが、「焦らない」事に尽きます。
ぶっちゃけてまずこのトレーニングの悪い点をお伝えしますと、ともすると単調で退屈な訓練のため、成果を焦って「本当に力がついているのか?」と1度や2度では無いにせよ不安になります。
僕自身、この瞬間英作文トレーニングに取り組んで英会話基礎回路づくりに励んだ際は、文字通り米国留学中でワラをもすがる思いだったため、退屈さを感じることはありませんでしたが、それでもやはり単調さは拭い去り切れませんでした。
あえて言い切りますが、瞬間英作文はキラキラ・華やかさが無い、本当に淡々としたトレーニングです。いわば、自分の口と耳と目だけを頼りにした孤独な”素振り”と言えます。
素振りの成果が見えてくるには、早くて1か月はかかるものだと思い定めましょう。そして飾り気のない、しかし効果は絶大な瞬間英作文トレーニングに取り組んでみましょう。
きっと1か月後、3か月後、半年後のあなたは振り返ってよかったと思っていただけるはずです!
絶対に失敗しない瞬間英作文 5ステップ
まず音声は使わずに日本語⇒英語の英作文を「口」を動かしてみる
「口」を実際に動かしたあとに教材音声を聞いて答え合わせする
日本語⇒英語の英作文を音声を聞きながら3セットほど繰り返す
自分のペースに合わせて毎日繰り返して英作文の回路を頭に構築させる
自分の喋りをレコードする。オンライン英会話をやってみる
順番に見ていきましょう!
5ステップを超詳しく解説
STEP①テキストだけ
まずはどんどん話すため瞬間英作文トレーニングのテキストを開いて、Part1の中学1年生レベルから自分の口で日本語から英語への英作文を瞬間的にやっていきましょう(文字通りの瞬間英作文です)。
公式に例文が記載されていますので、そちらをもとに解説していきます。
(※ちなみに公式から引用させてもらったこれらのWill/ Shallを使った表現は中学2年生レベルとして、テキストのちょうど折り返し地点ぐらいのレベル感です。)
まずテキストの使い方ですが、右半分のページを自分の手や他の本などを置いて物理的に隠しましょう。見開きのページ左半分だけで、日本語文だけが見えるようにします。
では①から順番に、日本語⇒英語へと頭の中作文して実際に英語として口に出してみましょう。
大事なポイントなのでもう一度繰り返します。
日本語から英作文して、実際にその英作文を喋ってください
”喋る”ことが超大事です!
あえて断言しますが、99%の確率で中学1年レベルの簡単な英作文も、頭では”わかる”のに実際にさっと英語として喋ることは”できません”。それぐらい、読んでわかる・聞いてわかることと、実際に口に出して喋ることの間には深い溝があります。
どんどん話すための瞬間英作文(立ち読み)の例文でやってみましょう。以下の例文3つの日本語を英作文して喋ってみてください。(繰り返しますが、実際に喋ることが超大事です)
詰まっちゃいますよね
いかがでしょうか。
例①だと「手伝ってくれるかい?」という日本語文に対して、「手伝う=Helpだから、手伝ってもらうはHelp meかな。疑問形にして聞くってことは、~してくれませんか?というお願いだな。だから、Will you~かな?Pleaseもありそうな。、えーと…なんだっけ」となりそうですね。
このように探り探りでもよいので、1つずつ日本語文から英語文に変換して実際に喋ってみながら、1つ1つ答え合わせをしていきます。
このような調子で上から順番に①~⑩まで1つ1つ英作文をしながら口に出して喋っていってみましょう。
日本語から英語へと頭のなかで瞬時に英作文して、口に出してみる。そして答え合わせをする。この順番です。
めちゃくちゃしどろもどろになりながらの英語発声になること間違いナシだと思いますが、全く気にしなくて大丈夫です。最初は「分かるけど、できない」ことをあなた自身でちゃんと理解して、ここから伸びしろしかないと前向きに考えましょう!
- 答えがすぐに見えないようにテキストの右側答えを隠す
- 紙やペンは使わずに、テキストとあなたの頭と口だけを使う
- 英作文を実際に喋る(超大事)
- 喋ってみた後に、1文ずつ答え合わせをする
- 最初は「できない」状態で当たり前だと割り切ってどんどんやる
STEP②音声を聞きながら
STEP①を一通り終えたら、今度は音声を聞きながら正しい発音で答え合わせをやりましょう。
瞬間英作文という”素振り”を黙々とこなすには、正しい”素振り”のフォームが必要ですよね。
STEP①の位置づけがまずバットを振ってみることだとしたとき、このSTEP②はいわば正しい”素振り”のフォームを見ながら(実際には聴きながら)自分の”素振り”(発音・イントネーション)を確認するトレーニングなのです。
正しい”素振り”音声サンプルはこんな感じ!
テキストに付属している音声は、左ページ:日本語文の読み上げのあとに、だいたい5秒ぐらいのポーズがあり、右ページ:英語文が流れます。
慣れてくれば、テキストも見ずに耳から日本語を聴いて5秒の間に英作文をして喋って、正解の英語を聴く、という早業ができるようになりますが、はじめて瞬間英作文に取り組むときは5秒のポーズ中にすらすら喋るのは難しいはずです。
そのため、まずは英語文音声で正しい発音(イントネーション)とリズムが確認できればOKぐらいの軽い気持ちで音声の答え合わせをしていきましょう。
具体的には、英語音声を1秒ぐらい遅らせて自分の口で被せて喋ってみる(リピーティングする)ことをオススメします。
STEP③口に馴染ませる
テキストと音声で、自分の”素振り”と正しい”素振り”の差が分かったら、音声を流しながら再度1ページ全体の①~⑩までの例文を流しながら瞬間英作文してみましょう。
きっとまだ「スッ」と自然体にスラスラできないハズです。僕も最初はそうでしたし、99.99%の人は一回流しただけで完璧にできません。
だからこそ、このSTEP③で素振りを自分のカラダに染み込ませる作業が必要になります。正しい英語音声とリズムを頭の余韻として感じながら、改めて①~⑩までの例文を日本語から英語へとテキストを見ながら瞬間英作文してみましょう。
一通り終わったら、今後はまたSTEP②のように答え合わせをしつつ、正しい英語音声に被せてリピーティングをやってみましょう(中学校のときの英語の授業で、英語の先生から「Repeat after me」と言われたときのように、正しい英文とリズムを繰り返すイメージです)
この口に馴染ませるステップが超大事で
NGポイントをいくつか挙げます。
- 例文を暗記してただ喋るだけの作業をやってしまう
- 例文のなかでもどこが引っかかるのかを意識せずに繰り返してしまう
- そもそも目と耳だけしか使っていない(実際に発音していない)
作業としてただダラダラと繰り返しても、本当に”わかる”が”できる”ようにはなりません。
引っかかるポイントを意識せずに全体を単調にこなしてしまうことや、そもそも喋っていないなどもNGです。
単調にダラダラと繰り返すだけの作業になりがちですので、ハッキリと瞬間英作文トレーニングをやっていることを意識しましょう。
日本語⇒英語で口から自然につながる滑らかなイメージを持って、テキストと音声の行ったり来たりを繰り返してください!
集中できていない自分に気づいたら休憩をー!
STEP④ ①-③のサイクルをまわす
サイクルを廻す??
「ここまで来たらバッチリ!」と言いたいところですが、悲しい哉、ニンゲンは3日経つと忘れてしまう生き物です。
一時的に”わかる”から”できる”ようになったとしても、3日後、1週間後、1か月後、1年後にできていないと意味がありませんよね。
長い間時間が経っても、いざというときに「パッ」と出てくるためには、頭のなかに中長期記憶と筋肉として残る瞬間英作文回路を作る必要があります。
このためのステップが、STEP④のサイクルを廻す目的です。
本当に使える自分の”型”にする作業です!
たとえば僕の場合は次のようにサイクルを廻していました。あなたが毎日どれぐらいの量をSTEP①②③で積み上げていくかにもよりますので、ご参考としてぜひ試行錯誤をしてみてください。
、僕の場合、中学1~3年レベルの各レベルが終わったタイミングで、総まとめで一気に各レベルを振り返って口に馴染んでいないポイントを徹底的に潰していきました。
サイクルの中身の量と、廻すための頻度はあなたのやりやすさに合わせて是非カスタマイズしてください!
しっかりと自分の”瞬間英作文の型”を口に馴染ませきることが、本当に”できる”ようになるためには超大事
STEP⑤成長を実感してみる
STEP④までしっかりこなして来たあなたは、瞬間英作文トレーニングを始める前のあなたと確実に変わっています。
英語力(話す力、英会話するために自分で喋る力)は大きな成長を遂げているはずです。
僕は留学中にこのトレーニングに出会い、引きこもりながら毎日毎日一心不乱に、この教材頼りにを繰り返しました。
1か月経つと、瞬間英作文トレーニングで鍛えた”型”をもとにして、「自分の伝えたいことが喋れる」力がついたことを実感できるようになっていました。
やがて3か月経つと、米国人のネイティブスピーカーと電話で支障なく会話できるようにまで成長しました。
(電話で英会話ってめちゃくちゃハードル高いんですよね…)
リアルな英会話で成長差分を気づけました実感しましたね
そこで、STEP⑤として成長の実感を味わって自分を褒める、更にモチベーションを高めるためにオンライン英会話でレベルチェックしてみることをオススメします。
オススメのオンライン英会話サービスはHanaso Bizです
僕自身も過去からお世話になっているサービスで、サラリーマン向けビジネス英会話をコスパよく受講できちゃいます。
今なら2回の無料レッスンが可能なので、瞬間英作文トレーニングはじめる前と、振り返りのタイミングでレッスンができれば、成長差分を無料お試し分で実感できます。
講師の質も〇ですよー
まとめ
「瞬間英作文は神教材を使って、5つのステップに沿ってやるべし。きっと成長できる」
- 瞬間英作文の「教材はどんどん話すための瞬間英作文トレーニング(青色)」でOK
- 成長を焦らない。単調・退屈になりがちと心してかかる。
- 5つのステップをしっかりと刻む。
- 5ステップ目の成長確認には英会話を入れるとよい。
- オンライン英会話のオススメはHanaso Biz
瞬間英作文で”何者か”になりましょう!
瞬間英作文の神教材