「会社いきたくないなぁ…」
そう思いながら働いていませんか?
僕はここ最近、過度の疲れとストレスから突発的にじんましん(蕁麻疹)が腕に出るようになり、自分の不調に気づきました。
蕁麻疹はカラダやココロの不調サインかも知れません。
本記事では蕁麻疹が出るほど疲れたときには仕事を休むべき3つの理由と、連絡ステップを解説します。
- 最近じんましんが出るんだけど、疲れているのかな…?
- 朝起きてめちゃくちゃ会社に行きたくない…
- 休みたいけど会社にどうやって伝えればいいの?
自分の身体を守れるのは自分だけ。無理せずに休もう
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蕁麻疹(じんましん)がいきなり出た体験
とある日のPM、プロジェクトも佳境で関係者向けにZoom越しに説明をしているときに猛烈な反発に遭いました。
「そもそもなんでこんな進め方なのか?誰が決めたんだ?」
「俺は聞いていない。この後はどうなるんだ!?」
ぼく自身、リーダーとしてここまで夜遅くまでチームをまとめながら走って来て疲労困憊のなか、何とか理解を得ようと奮闘していたつもりでした。
でしたが、この強烈な反対には相当ダメージを受けてしまい、結果的にミーティングは不穏な空気に。
「では、XXXとさせて頂いてもよろしいでしょうか」
「何を言っているか、よくわからない!」
「…」
ここまで夜遅くまでチームをまとめながら走って来て疲労困憊のなか、何とか理解を得るためのミーティングでしたが、散々たる状況に陥りました。
気づくと何かがポキっと音を立てて、ミーティングが終わったあとに腕全体に赤いまだら模様の湿疹ができ、痒くなっている状態に。
最初は気に留めませんでしたが、その後数日間、ストレスを感じる度に同じ症状が発生しはじめるようになりました。
これはマズい…
直感的にそう感じた翌朝、起きると「何が何でも会社に行きたくない…」と感じていることに気づいたのです。
朝いちばんに起きて感じる感情がネガティブな時は、相当参っている証拠だと思い定め、布団のなかからスマホで速攻で今日から3日間休むことを上司・チームメンバー・関係者に報告。
プロジェクトは相変わらず多忙を極める状況でしたが、とにかく休みました。
そしてしっかりと休息をとる事に専念した結果、蕁麻疹の症状はほぼ落ち着きました。
振り返って思うことは、数か月前のあの時期にムリを続けていたら、心身を崩していた可能性は極大だったかと。
僕のサラリーマン人生のなかで最大の疲れと極度のストレスを感じた結果、蕁麻疹を引き起こしたんだと思います。
蕁麻疹(じんましん)が仕事中にでる原因とは?
疲れているときに、「なんだか体がかゆいな…」と思ったことがある人は、意外と多いのではないでしょうか?その症状、実は「蕁麻疹(じんましん)」かもしれません。過労やストレスが蕁麻疹を引き起こすことがあります。
蕁麻疹は「ストレス」が原因で起こるって本当?(ロート製薬HP)
自分自身の体験とまさしく合致しますが、仕事で引き起こされる蕁麻疹は以下の2つが要因と思われます。
- 極端なカラダの疲労
- 強いストレス(ココロ)
衣服のスレや食べ物によるアレルギーなども原因として考えられそうですが、こと、仕事中に起こる蕁麻疹は「疲れ・ストレス」といっていいでしょう。
厄介なことに、一度蕁麻疹が引き起こされると、しばらくの間その状態が続きます。
つまり、疲れやストレスが軽減されない限り、蕁麻疹は治らない期間が続きます。
実際にぼく自身も、一度じんましんが腕全体に広がってから、2-3週間ほどは断続的に仕事中(特に負荷がかかっていると自覚した時)に蕁麻疹がポツポツと出ていました。
蕁麻疹で休むための会社・上司への上手ないい方
前提として、労働者は有給休暇を取得する権利を持っていますので、休むことは悪いことではありません。
そのうえで、堂々と会社(上司)に休むことを伝えましょう。その際のポイントをお伝えします。
申し訳なさを伝える
日本というサラリーマン社会では、まだ休むことは「悪」と捉えれる風潮があります。
大企業ならなおさらです。プロジェクトや仕事が忙しいと、なおさらですね。
会社(上司)も部下が休むことは認めてあげないと思っている一方で、「休むこと=当たり前の権利」という姿勢で伝えられると微妙な気分になります。
そこで、本心ではないかもしれませんが、とにかくまずは「休んでしまって申し訳ない」という下りから伝えましょう。
例)「おはようございます。Hiroです。大変申し訳ありませんが本日休ませて頂きます。」
休む理由を伝える
次に伝えるべきは、なぜ休むのか?です。
このポイントも、本来であればサラリーマン労働者である僕たちは、有給を取得するために理由は会社に報告せずともよいのですが、相手も人間です。
なぜ?が気になります。
先んじて、上司から問いかけられる可能性がある休む理由をこちらから伝えましょう。
理由は「体調を崩してしまった」が最も当たり障りがない所でしょう。
さらにどんな具合に体調が悪いのか?もあわせて伝えられると、相手の立場に立てるサラリーマンとしてGoodですね。
例)「昨晩から具合が悪く今朝起きても回復していません。お腹も下しているため、念のため熱を測定しましたが、平熱のため、風邪ではなさそうです。」
休む間の懸念
ここまで伝えずとも、普通は「お大事に、あとはこちらに任せて」となります。
しかし、ここまでしっかりと会社(上司)に伝えてあげる事で、より相手の立場に立った休みが実現できます。
具体的に自分が休むことで廻らなくなる可能性(といっても廻るのですが)のある仕事を伝えましょう。
対応方針案まで伝えてあげられると、立派なサラリーマンです。
例)「なお、私の手元にある懸念タスクについてお伝えします。XXXは昨日からYYYな状況のため、ZZZな対応が必要な状況です。Aさんは状況を把握しているため、彼が対応可能です。」
とにかくまずは休むと伝えましょう
「休む」ための例文
休むためにテキストで伝える場合の例文を書いてみました。
状況に応じて、TEL(口頭)でも使えますので参考にしてみてください。
XXXさん、「おはようございます。Hiroです。大変申し訳ありませんが本日休ませて頂きます。昨晩から具合が悪く、今朝起きても回復していません。お腹も下しているため、念のため熱を測定しましたが、平熱のため、風邪ではなさそうです。なお、私の手元にある懸念タスクについてお伝えします。XXXは昨日からYYYな状況のため、ZZZな対応が必要な状況です。Aさんは状況を把握しているため、彼が対応可能です。プロジェクトが佳境のなか恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。」
1日、2日の休みで回復しないときは、ムリせずに仕事ができるコンディションになるまで休みましょう。
繰り返しますが、自分の身を守れるのは自分だけです。
あなたの会社の上司や同僚はあなたの人生を守ってくれません。
無理は禁物です。
蕁麻疹+耳鳴りがしてしまう=休もう
ぼく自身そうでしたが、ストレスがやばいときは朝起きて出勤するまでに耳鳴りがしてました。
最初は「あれ耳鳴りかな」という程度でしたが、耳鳴りが頻繁に起きるようになり、
同時に目の周りの筋肉がピクピクと痙攣するようにもなり、本格的にヤバいと思い休息を取りました。
蕁麻疹と耳鳴りが同時に起こるのは、明らかにストレスで自律神経に負担がかかっている時です。
一言でいうと「疲れてます」。
すぐに休みましょう。
ちなみに、僕がまじで休むときにお世話になったのはナリピット(↓↓これ)でした。
塗りでジンマートもあわせて使うと、対処療法ですがだいぶラクになりましたね。
疲れ切ったときの耳鳴りにまじで効きました。
蕁麻疹や耳鳴りが起こってしまうほどストレスを感じている人は、一度ぜひお試しください。
自分をどうか大事にしてください
蕁麻疹がでるほど疲れたときには仕事を休むべき理由
ぼく自身が実際にプロジェクト佳境のときに休んだ実体験を通じて、「疲れたら休む」を鉄則にしてます。
理由① 自分は自分でしか守れない
誰が何と言おうと、自分の人生は自分でしか創れません。
自分の身体と心を守れるのは、ほかの誰でも無いあなただけです。
あなたが限界を超えて「ぷつり」と何かの糸が途切れてしまった時、誰がその責任を取ってくれるのでしょうか
蕁麻疹(じんましん)=限界に来ているサインだと捉えて、自分を大事にしましょう。
繰り返しますが、我が身は自分しか守れません。どうか大切にしてください。
理由② あなたがいなくても仕事は廻る
もしかすると、自分がいないとプロジェクトや仕事が廻らないと思われているかも知れません。
「自分がいなきゃダメだ…あれもこれも、やるべきことは沢山ある」
結論を言います。
大丈夫です。あなたがいなくても会社は廻ります。
あなたが個人事業主や零細、スタートアップ企業で勤めていない限り、会社は仕組みで動きます。
大企業であればなおさらです。
実際、僕はリーダーとしてチームを率いるポジションでしたが、3日間休んでも全く問題はありませんでした。
むしろリーダーがいないからこそ、自分たちはどうすればいいのか?と自律的にメンバーは動いていてくれたほどです。
ですから安心しましょう。あなたが休んでも仕事は廻ります。
理由③ 休むことで冷静になれる
身体とココロをリフレッシュすることで、一歩引いて自分や状況を俯瞰することができます。
「そもそもなんで自分はこんなに疲れるほど頑張っているんだっけ?」という類の物思いです。
こういう自分を俯瞰して見ることは、多忙を極めるなかではついついおざなりになりがちです。
ですが、リフレッシュして状況を見つめるためのズル休みは大事です。
ぼく自身、ズル休みをしつつ自分を冷静に人生を見つめて、次のキャリアに挑戦することが大事だと決心できました。
休息を活かして、自分の人生の舵取りしましょう。
人生の舵取りは自分しかできません
まとめ
自分の身体を守れるのは自分だけ。蕁麻疹がでるほど疲れたら、無理せずに休もう
蕁麻疹がでるほど疲れた・ストレスを感じたときは、限界に来ているサインです。
なりふり構わずに、休んで自分を労わりましょう。
そのための連絡が苦痛な場合は、ただ「休みをもらいます。」だけでもOKです。
とにかく、自分の身を守ってあげられるのは自分だけです。
逃げることは全然恥ではありません。
充電するなかで見えてくるコトもあります