これからのキャリアを力強くサバイバルするための「エンプロイアビリティ」
本記事は前回の記事の続きとして、具体的にエンプロイアビリティの高め方を徹底解説します。
社内・社外で選ばれ続ける”何者かになるための5ステップです。
各ステップごとに優しく丁寧に解説しますので、是非とも最後までお読みください!
- これからの時代のキャリア構築に不安を感じているあなた
- キャリアを考えるといっても何をどう考えればよいか分からないあなた
- ”何者か”として選ばれつづける人になりたいあなた
- エンプロイアビリティの具体的な鍛え方5ステップ
- 自らで行うキャリア健康診断の重要性
- エンプロイアビリティ(雇われ力)を高めれば何も怖くない!
英語で大企業サラリーマンLifeをハックしています!
- 米国大学院への社費留学をGETした大企業サラリーマン(商社マン)。
- TOEIC975点、英検準1級。英語によるビジネス交渉実績多数。
- 英語力で”何者か”になり最速出世&新たなキャリアを開拓中。
エンプロイアビリティを鍛える5ステップ
どうやればいいの?
具体的に何をどうしていけばよいのか?迷子にならないように詳しくご説明していきます!
エンプロイアビリティ=社内・社外で選ばれ続けるチカラ、すなわち、”何者か”になるためのチカラとお考えください。
具体的に5つのSTEPを刻んでいきましょう。解説します。
「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」の精神でまず自分を見つめましょう
客観的な目で自分のキャリアを見て評価してくれるパートナーの力を借りましょう
ぼんやりでいいので、自分の理想の働き方とそのアプローチを考えてみましょう
何はともあれ、サバイバル時代を生き抜く戦うための刃を研ぎ澄ましましょう
一連のステップをサイクルとして捉えて振り返りましょう
では詳しくみていきましょう!
5ステップを詳しく解説
ステップ① 自分の棚卸し
まず超地味ですが、自分のキャリア棚卸しをやりましょう。
それって就活の時やったやつ?
就活のときにお世話になった自己分析がここでは役立ちます。
「うわぁ~」と思う気持ちはぐっと堪えて、エンプロイアビリティを身につけるための必須ステップと割り切ってやってみることをオススメします。
とはいえやり方忘れたよ…
そんなあなたには、ぜひこちらの記事をご参考にしてみてください。
【転職活動を想定した自己分析】ですが、転職を想定していないサラリーマンのあなたにも十分活用できます。
信頼できる書籍を手元にじっくり取り組みたいというあなたには、こちらの自己分析の名著もオススメです。
人生のモヤモヤが晴れますよ!
ステップ② キャリアの健康診断
仕事に打ち込んで忙しいあなたでも、カラダの健康診断は専門家であるお医者さんの力を借りて定期的に受けますよね。
では、仕事のキャリアはどうでしょうか?
人生で大きな割合を占める仕事を通じてつくられるキャリアの健康診断をちゃんと受けていますか?
そんな必要あるの…?
実は厚生労働省に限らず、民間の人材プラットフォーム企業でもキャリア健康診断の重要性が説かれています。
ビズリーチはユーザーに対して、健康診断を毎年行うように定期的に『キャリアの健康診断』を行うことを推奨しているという。転職市場は需要と供給のバランスで成り立っている。この市場の中で個人はどのような価値を持っているのかを知っておくことが重要だ。
「ビズリーチサービスはプラットフォーム」多田社長が勧めるキャリアの健康診断
カラダのことは専門家であるお医者さんに診てもらい、定期的なチェックとアドバイスを受ける。
自分のキャリアも同じように、専門家であるキャリアアドバイザーに”診断”してもらわない理由はありませんよね。
実際にぼく自身も、客観的なキャリア健康診断のために転職エージェントやキャリア専門家の声に耳を傾けた経験があります。その結果、自分のキャリアを客観視でき、現在の会社に留まるという選択を行いました。
転職をいますぐ考えていなくとも、あなた自身のキャリア健康度を診断してもらう事はきっと有益です。
ぜひこれをきっかけに専門家からあなただけのキャリア健康診断を受けてみてはいかがでしょうか。
ステップ③ キャリアの戦略づくり
セルフ棚卸し・他者による健康診断を通じて自分のキャリアに対する「現在」の解像度があがったら、キャリアの戦略を思い描いてみましょう。
戦略なんて無理だよ…
次の3つを言語化するだけです!
自分だけのキャリア戦略!
キャリア戦略の3つのポイント
- 目的地/ゴール=自分がどんな”何者”になりたいのか?
- 期限=それはいつごろまでなのか?
- アプローチ=それをどうやって達するのか?
例えば僕に当てはめて考えるとこんな感じです。
僕のキャリア戦略
- 目的地/ゴール=同世代最速でいまの会社の役員になる
- 期限=2030年。あと9年以内
- アプローチ=英語力 x 副業力 x 商売開発力で唯一無二の存在になる。そのために英語のブラッシュアップ、本ブログ運営と、最小限努力によって本業成果を出し続ける。
「今の会社にステイするべきか、外に飛び出すべきか、フリーランス化/独立起業すべきか?」
「それはいつごろまでに達成したいのか?それはなぜなのか?」
「そのためのアプローチはどのようなものが考えられるだろうか?それ以外のアプローチはないだろうか?」
など、あなたのなかの”あなた”とじっくりと対話する時間をつくってみることをオススメします。
一度キャリア戦略ができれば、それはあなただけのキャリアを支える羅針盤としてVUCAな時代を生き抜くための原点となるはずです。
ぼくも定期的に原点に立ち返っています!
ステップ④ 自分だけの武器づくり
ステップ③の戦略を考える部分と、本当は行ったり来たりするであろうポイントがこちらのステップ④です。
ステップ①やステップ③を通じて、あなたのこれまでのキャリアで培ってきた強み(スキル/ノウハウ)はすなわちあなたの人生を支えてくれ続ける強力な武器です。
武器は日々研鑽を続けていくことで、その輝きを増し、いつしかあなたを”何者か”たらしめるようになります。
武器なんてないよ…
今この瞬間に武器と呼べる強みをもっていなくとも、大丈夫です。これから磨けばいいだけです。
僕は一貫して、大企業サラリーマンは英語力(特にスピーキング力)を鍛えるべきと繰り返しお伝えしています。
2度の留学や商社マンとしての10年以上の経験を通じていえることは、英語力こそがあなたを生涯”何者か”にし続けてくれる究極のポータブルスキルです。
大企業サラリーマンにおすすめの究極のポータブルスキルは、ずばり英語力です
英語力を鍛えてどこでも食える人材になりましょう
あなただけの武器は何か?を明らかにし、その武器を鍛え続けることをオススメします。
ステップ⑤ 定期的な振り返り
最後のステップは、シンプルに振り返ることです。
サラリーマンの皆さんにとっては耳タコのPDCAです。仕事ではPDCAするのに、自分のキャリアをPDCAしない理由はないですよね。
振り返りのススメ
- 3か月・半年・1年など期間を決めて定期的にやる
- 半日ぐらい時間を一気に取って集中してやる
- 紙とペンだけを使ってやる
- 自分の本音と徹底的に向き合う
- 戦略は修正して”当たり前な”という気持ちで柔軟にやる
自分で振り返ってみることも大事ですが、このステップも定期的に第3者の目を入れるとより立体的に振り返りができます。
振り返りこそが成長の源ですよー
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はエンプロイアビリティ(≒何者かとして社内外で選ばれ続けるチカラ)を鍛える具体的な5つのステップを紹介しました。
キャリアのサイクルを廻してエンプロイアビリティを鍛えよう
- まず自分を棚卸ししよう
- 他者の力を借りてキャリア健康診断をしよう
- キャリアの戦略を描こう
- 自分だけの武器を磨こう(英語力がオススメ!)
- 定期的に振り返ろう
どこでも雇われ続けるチカラを!