本記事では英語を話せるようになりたい初心者向けの失敗しない勉強法を3つご紹介します。
まず英語初心者の方にお伝えしたいことがあります。
それは「やみくもにいろんな勉強法に手を出しても英語を話せるようにはならない」という事実です。
大事なのは、マインドセットと話すための正しい勉強方法を知ることです。
英語を話すための近道を知りたい人は、ぜひお読みください。
- 英語を話せるようになりたいけど、何を勉強すればいいか分からない…
- 最短でコスパよく英語を話せるようになりたいけど、独学でどうすればいいの?
- 英語を話すためには”割り切り”のマインドと正しい3つの勉強法でOK!
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- 米国大学院への社費留学をGETした専門商社マン。
- TOEIC975点、英検準1級。英語によるビジネス交渉実績多数。
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英語が話せるようになるための大事なマインドセット
まずはじめに一番大事なマインドセット(心の持ちよう)の話をします。
「英語を話せるようになるには、完ぺきで美しいスピーカーにならないといけない!」
「できる限り損せずにコスパよく失敗しない方法で上達したい!」
何か目標や自分がこうなりたいという理想があれば、そう思うのも無理はないですよね。
だからこそ、あなたの貴重な決意を、誤ったマインドセットのままで、勉強に取り組まないようにして欲しいのです。
英語が話せる人になるための具体的な勉強方法に飛びつく前に、まずは正しいマインドセットを持ちましょう。
3つの”割り切り”がポイントです
とにかく失敗を怖がらない
まずはじめに失敗を怖がらないことです。
「なんだ、めちゃくちゃ当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、一番大事です。
ご存じの通り、日本人は英語の読み書き学習にチカラを入れているので、「話す」ことが得意な人は基本的にいません。
99%の人は英語を話す=苦手、というかムリでしょう。
(こちらでも解説した通り、日本人は読み書きより話す・聞くことに2倍以上も苦手意識があります)
そんな苦手意識がある「話す」練習は、まぁまぁのレベルでTry&Erorrの繰り返しです。
最初は自分の英語話せなさに絶望します。
想像の自分の10%も話せない自分がイヤになること間違いありません。
だからこそ、失敗をどんどんすることが上達への近道と自分に言い聞かせることがめちゃくちゃ大事です。
スマートな練習だけで英語はペラペラと話せるようになりません。
失敗した数の分だけ上達すると肝に銘じて、失敗をどんどんするぐらいの気持ちで取り組みましょう。
失敗の先にペラペラの未来があります
ネイティブスピーカーを目指さない
大人になってからの英語を話す練習でネイティブスピーカー並みの上達は必要ないです。
これは仕事柄、商社マンとしてビジネス英語を使っている僕自身が断言します。
このご時世、お互いがお互いに英語は第2言語ということは当たり前です。
仮に相手がネイティブスピーカーでないからといって、それで何か困る事は全くありません。
そもそもネイティブスピーカー並みに話せることを目指す目的って何でしょうか?
仮に、あなたが「自己満足の世界でネイティブスピーカーのような発音・イントネーション・言い回しで喋りたい!」
という気持ちを持っていない限り、完ぺき(Perfect)は目指す必要はありません。
大事なのはどれぐらい上手に話せるか?ではなく、何を話すか?です。
英語を話す=手段と”割り切る”
英語を話す=コミュニケーションの手段です。
決して、目的ではありません。
英語を話せることを通じて、なんらかの目的を達成したいことがあって、はじめて役立ちます。
この目的と手段の関係を忘れて、手段である英語を話すチカラをいくら鍛えても、大事な目的が置いてけぼりになりますよね。
あなたが英語を話せるようになって、何をしたいのか?何を伝えたいのか?
この目的をまず心の真ん中に置いて、英語勉強のときに5秒でもいいので思い返しましょう。
手段(英語を話す上手さ)だけをいくら磨き上げても、どこまでいってもそれは手段でしかない、とちゃんと割り切って上達に励んだ方が、成果につながりやすいですよ。
まず目的ありきです
初心者向け”話せるようになる”勉強法3選
僕自身が自信を持ってオススメできる順番です
レベル① 独学でまずコツコツ基礎固め
今でこそ僕自身はTOEIC975点レベルになりましたが、基礎無くしてはあり得ないと改めて思います。
英語を話せるようになるための基礎は、具体的にこんなイメージです。
とにかく声に出して練習しましょう。
まず語彙力については、中学校レベルの語彙で十分です。
高校生・大学生以上レベルの語彙力はまず最初は不要です。一旦忘れてください。
徹底的に中学校レベルの基本的な単語の意味をアタマに叩き込みましょう。(Z会の速読英単語シリーズがちょうどいいです)
それから発音です。
発音は記号をしっかりと覚える、というよりも、英語独特の発音やリズム感・イントネーション感をつかみましょう。
速読英単語シリーズでもいいですし、Youtubeで初心者向け発音講座はいくらでもありますので、自分にフィットするものを見つけましょう。
ただし。
色んな教材を手当たり次第やるのだけはやめましょう。
これ!と決めた教材を徹底的にやりこむことが成果への近道です。
そして英文法です。
英文法の基礎は、中学高校とやってきた蓄えがあれば、なんとなくできてしまうと思います。
優先すべきは語彙なので、文法は劣後しますが、とはいえサッパリ分からないというのはマズいです。
これも安定のZ会教材に頼ってもよし、中学時代の教科書を引っ張りだしてもよし。
いずれにせよ、自分がやりこめそうな教材を見繕って、分からないところが無いレベルには仕上げていきましょう。
大事なことなので繰り返しますが、語彙・発音・文法と、声に出すことです。
当たり前ですが、話すようになるためには声に出さないと話せるようになりません。
最初は上手に喋れなさ具合が嫌になると思いますが、気にせずどんどん声に出しましょう。
声に出すことが超重要です
ちなみに語彙・発音・文法と声に出しながら勉強するためのオススメの勉強方法は瞬間英作文です。
僕自身はこのトレーニングのおかげで英語が話せるようになったといっても過言ではありません。
地味ですが確実に効きますのでお試しあれ。
レベル② 動画で耳を慣れさせる
レベル①の基礎固めが終われば、次は実際に生の英語シャワーを浴びてみましょう。
良質な動画で英語独特のリズム、イントネーションをとにかく聴きます。
なんなら見よう見まねで真似します(大事です)
例えば、かのApple創業者のApple創業者であるスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチはオススメです。
演説の中身も伝説並みに素晴らしいのですが、ジョブズのスピーチは英語初心者がお手本とすべき要素がたくさんあります。
まずは日本語字幕をつけながら、動画スピードを落としながら実際にスピーチの真似事をしてみましょう。
やっているうちに、どんどんとリズム感やイントネーションが馴染んで来ます。
これを1か月やるとビックリするぐらい変わりますよ。
また定番の海外ドラマもオススメです。個人的にはFriendsがいちおしです。
「英語学習にオススメな海外ドラマは?」と聞かれたらまず1番にあげたい作品です。
ニューヨーカーの英語を笑いながら学べますよ
レベル③ とにかく相手と話してみる
英語を話すということは、誰かと意思疎ということです。
つまり相手がいてはじめてコミュニケーションの練習は成り立ちます。
独学でレベル①②と鍛えた先には、実際に相手アリキで失敗を繰り返す経験が絶対に必要です。
失敗(冷や汗をかく経験)とその回数の掛け算が、上達の速度を決めます。
素振りトレーニングと全く違う打席に立って打つ練習がぶっちゃけ一番大事です。
世の中を探せばいくらでもオンライン英会話サービスがありますので、自分にピッタリのものを探してとにかく話す機会をつくりましょう。
僕自身のオススメはオンラインビジネス英会話のhanasobiz(ハナソビズ)です。
無料体験も2回あるんでお試しだけでOKです。
オンライン英会話 HanasoBiz(ハナソビズ)”No speaking English”とはもう言わないで
「No speaking English(英語話せないんです)」
ある日の昼下がり、たどたどしい英語で外国人旅行者にそう答える日本人男性を見かけました。
ニュアンス的には「のーすぴーきんぐ、English!」といった調子でした。
そう言い放つと、30歳ぐらいのスーツ姿の男性は足早に雑踏のなかに消えていき、その後ろ姿を外国人旅行者の男性はもの悲しい顔で見つめていました。
きっと話しかけられた日本人男性はびっくりしたのでしょう。
英語が話せないことが恥ずかしかったのでしょう。
ですが、せめて「Sorry, but I can’t speak English.」ぐらいの中学レベル英語は言えたはずです。
僕はそのスーツ姿の男性が気恥ずかしそうに立ち去っていった後ろ姿を見て、モヤモヤとした気持ちになりました。
仮に道端でとっさに英語で何かを尋ねられたとき、あなたはいかがでしょうか?
”No speaking English”レベルではないにせよ、答えに困ってしまう自分と、少しでもよく返答したいと思う自分がいれば、正しい危機感をお持ちです。
そんな向上心マインドをもって、ただしく練習を積めば時間はかかるかもしれませんが英語はきっと話せます。
No more ” No speaking English.”
まとめ
- 英語を話すためには”割り切り”のマインドと正しい3つの勉強法でOK!