家を買う時代は終わったって本当・・・?
家を買う時代は終わったんでしょうか?
住まい選びに悩む人なら、一度は脅し文句のように「家を買う時代は終わった」なんて聞いたことはありますよね。
家なんて絶対買うな!なんて過激な主張もあるぐらいです。
だからこそ、理想のマイホームを買う前に、ネガティブな主張の裏側をしっかりと知っておきたいですよね。
そこで本記事では、賃貸住まいとマイホーム購入、それから不動産投資の経験もある僕が、「家を買う時代は終わった」説の7つの理由を丁寧に解説します。
マイホーム購入=オワコンと思う前に、ぜひ5分ほどお時間をください。
- 「家を買う時代は終わった説」は大きく7つの理由が裏側にある
- ただし、家を買う時代は終わった説=意見であって事実ではない!
- 個人的には全然終わってない。自分と家族のしあわせ優先でマイホームは全然あり
サラリーマン資産形成の切り札、不動産。
僕はサラリーマン大家として、借上げ社宅に住みつつ、家賃収入+節税を楽しんでいます。
家を買う時代は終わってなくて、むしろ不動産投資はサラリーマンならやっておかないと損です。
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家を買う時代は終わったと言われる7つの理由
なんで家を買う時代は終わったと言われるの??
「家を買う時代は終わった説」が言われる背景には、大きく7つの理由があります。
- 所有から利用への変化
- 日本の先行きが不透明
- ゼロ金利の解除
- いつかはマイホーム=昭和の幻影
- 空き家問題リスク
- 自然災害リスク
- 不動産がバブルで高すぎ
順番にみていきます
所有から利用に世の中が変わっているから
世の中はシェアリングエコノミーの時代です。
「モノは持たずに利用したい分だけ利用しよう」な時代になってきています。
これは住まい選びにおいても同じです。
国交省の最新の土地問題に関する国民の意識調査でも、20-30代を中心に、家を持つことにに対する意識が変化しています。
持つことによる負担や縛りを避け、柔軟性のある生活スタイルを求める声が増えているんですよね。
特に日本でも、Airbnbはじめサブスクでシェアエコが定着しつつあります。
オフィスも同様で、コワーキングスペースの普及やリモートワークの増加で、住まいと仕事の場所を切り離すことができる環境が整備されていますよね。
こういう流れから、10年・20年前と比べると、僕たち自身が「所有から利用」にニーズが変わっていることがうかがえます。
日本はこれから”沈みゆく国”と考える人が増えているから
日本が「沈みゆく国」と考えている悲観論も理由のひとつです。
総務省試算で日本は2050年ごろには人口は9500万人、高齢化率はなんと40%!
人口と活力を考えると、ピークは過ぎてしまった国なのは明らかなんですよね。
これが住まい選びにも悪影響を与えています。
加えてですが、経済成長の停滞や財政赤字の増加も、日本に停滞ムードが漂っている原因になっています。
国としての元気がない日本で、本当に家を買うべきなのか?
こういう後ろ向きなムードから、「日本で家を買う時代は終わった」という見方が広がっていると思われます。
ゼロ金利が解除されいよいよ金利が上がってきそうだから
2024年3月19日、日銀がゼロ金利を解除した歴史的な日になりました。
日銀は、19日まで開いた金融政策決定会合で、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めました。
【詳しく】日銀 マイナス金利政策を解除 異例の金融政策を転換
日銀による利上げはおよそ17年ぶりで、世界的にも異例な対応が続いてきた日本の金融政策は正常化に向けて大きく転換することになります。
ゼロ金利政策が続いたここ17年間、住宅ローン金利は歴史的にとてつもなく低い状況でした。
ほぼゼロ金利だった住宅ローンの前提で組んでいた高額ローンが、これから組めなくなる可能性が出てくるってことなんですよね。
超低金利の時代は終わりが見えてきました…
家を買いたくても、住宅ローン金利がなって返済が難しい・・・
今組んでいる住宅ローン金利が上がってしまい、返済でクビが廻らない・・・
こんな最悪のシナリオも現実味を帯びてきた、っていう話です。
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”いつかはマイホーム”は昭和の幻だから
「いつかはマイホーム」は昭和の掛け声でした。
猛烈に働いて、猛烈に稼ぎ、そしてマイホームとクラウンを買う。
それが夢であり美徳とされていたのが昭和です。
これは一種のマウンティングであり、昭和型男性脳の典型的な思考でした。
ところが令和の今、マイホーム=イケてると思う人が感覚的にも減っていますよね。
タバコを吸う、飲む、ギャンブルをする、宵越しのカネは持たない・・・
こういう昭和型思考の1つとして「いつかはマイホーム」が偉いとされていた考え方はかなり時代遅れになっています。
正直ダサいっす・・・
昭和脳に対するアンチテーゼとして、家を買う時代は終わったと言われている部分もあるんですよね。
空き家問題=明日は我が身だから
「家を買う時代は終わった」というのは、空き家問題が広く知られ、自分のマイホームが「空き家」になるんじゃないか…という恐怖もあるんですよね。
空き家問題は深刻化していて、1998年から2018年で空き家数は2倍、全国で350万件も空き家になってます。
実際、空き家は地域の犯罪の温床となったりするだけでなく、災害時にもリスクとなるんですよね。
例えば、地元の町で、空き家が増えると、そこに不法侵入者や不審者が入り込んだり、
空き家は放火の対象にもなり、地域全体で空き家をほったらかしにしているといい事は1つもないんですよ。
こういう状況だからこそ、人口が減り続けている日本で「空き家」になるかも知れないマイホームを買うのは怖いという人が増えているんですよね。
不動産が高くなり過ぎて誰も買えなくなってきた
特に東京都心をはじめ、不動産価格はバブルになっています。
都心の中古マンション相場はずっと右肩上がりでバブル期の水準を突破。
シンプルに言うと、マイホームの値段がとんでもなく上がってしまい、金持ちしか買えない状況になっています。
だから、若い人たちやお金があまりない人たちは、家を買うのがますます難しくなっているんですよね。
不動産価格がバブって、誰もが買える商品ではなくなってきているからこそ、買えない人達のひがみの気持ちもこめて
「家を買う時代なんてとっくに終わっている(羨ましい・・・)」という本音が隠されているのかもしれません。
自然災害リスクが怖いと思う人が増えているから
ご存じの通り、災害大国日本。
どこで家を買っても、自然災害リスクはつきまといます。
詳しくはこちらで解説していますが、基本的に日本に住んでいる限り、自然災害はどこにでも発生する可能性があり、地震、洪水、台風、火災などさまざまな形で生活に悪影響を与えます。
マイホームと自然災害リスクは切っても切り離せません。
だからこそ、そういうリスクを負ってまで家を買う時代は終わったと言われているのかもしれませんよね。
家を買う時代は終わってない。「家は絶対買うな」はポジショントーク
なんだ、家を買う時代はやっぱ終わってるじゃん
個人的には全然終わってないと思うんですよね
家を買う時代は終わった派の7つの理由を紹介しましたが、個人的には「それってあなたの感想ですよね」と思います。
というのも、家を買うことは依然として20-30代の多くの若者の憧れや目標であり、
将来の安定や自己実現につながる重要な一歩で価値があると思うからです。
どれだけ、生活や社会が変化しているとしても、マイホームを持つ精神的な豊かさの意義や価値は変わらないと思うんですよね。
例えば、マイホームなら、気にすることなく、自分らしい生活空間を作り上げる喜びや満足感を得ることもできる。
自分だけの世界に1つしかない家に住めるのは、しあわせではないですか。
金銭的な意味以上の豊かさが、そこにあるって僕は思う派です。
だからこそ、家を買う時代は終わっていないと個人的には思いますし、
人が「マイホーム=オワコン」って考えても気にする必要はないと思います。
自分や家族のしあわせを求めることが、人生においてはよっぽど大事なので。
家を買う6つのメリットとデメリット
じゃマイホーム購入のメリット・デメリットって何??
メリットとデメリットそれぞれ3つずつ大きくあります
マイホームは何と言っても住宅ローンが使えることが最強すぎます。
正しい家を買えば、間違いなく資産形成の王道が歩めますし、自分だけのカスタマイズも自由自在です。
自分と家族のしあわせな住まいをGETしつつ、将来のオカネの不安を取り除いていってくれることが何と言っても魅力です。
- 家は経年劣化するので一生メンテンナンスが必要
- 隣人ガチャが怖すぎる
- 賃貸ほど気軽に住み替えができない
一方で、マイホームは自分がずっと定期的に修繕を続けないといけません。
賃貸であれば大家さんが勝手に修繕してくれますが、特に戸建の場合は自分でメンテンナンスをし続ける覚悟が必要です。
また気軽に住み替えが出来ない点もデメリットです。
万一の隣人ガチャ失敗時のリスクはかなり大きいことは避けられません。
結論として、賃貸と比べて絶対にマイホームが正解!とも言えません。
どちらが正解かは価値観次第なので、メリットデメリットをよく考慮して検討できるといいですね。
家を買う時代は終わってない。自分と家族のしあわせを優先しよう
本記事では家を買う時代は終わったのか?説の理由を丁寧に解説しました。
- 「家を買う時代は終わった説」は大きく7つの理由が裏側にある
- ただし、家を買う時代は終わった説=意見であって事実ではない!
- 個人的には全然終わってない。自分と家族のしあわせ優先でマイホームは全然あり
個人的には「家を買う時代は終わってなんかない、単なる意見。それよりも自分と家族のしあわせを優先させよう」です。
マイホーム(持ち家)は、夢や目標であり、将来の安定や自己実現につながる大事な一歩です。
家を持つことで、自分や家族だけのしあわせや満足感を得ることができちゃいます。
でも、時代が変わっているからこそ、家を買う=全員にとっての正解ではなくなってきているのも事実です。
繰り返しになりますが、家を買うかどうかは、自分と家族の幸せを考えて決めるべきです。
大切なのは、自分たちにとっての幸せや豊かさを追求すること。
自分らしい暮らしを実現するために、柔軟な考え方や新しい方法を取り入れながら、マイホームを考えてください。
そしてマイホーム購入を少しでも検討するなら、色々悩む前にローン可能額をつかんでおくために住宅ローン比較のモゲチェック>>
賃貸住まいも全然OKですね