大企業から転職しないほうがいいって言われるのはなんで?
「大企業からは転職しないほうがいい」って言われたことありませんか。
もし、あなたが大企業サラリーマンなら、隣の芝生は青く見えたことがきっとあると思います。
特に30代に差し掛かると、これからのキャリアに迷いがちですよね。
本記事では、大企業からの転職にまつわる「真実」と「ウソ」を中心に、大企業から転職しないほうがいいと言われる6つの理由を解説します。
キャリアに悩めるあなたにとって、きっと腹落ちするはずですよ!
- 大企業で働く30歳で脂をノッてるけど、なんとなく転職を考えだした…
- 大企業サラリーマンの転職は後悔するって本当?どうして?
- 「大企業から転職しないほうがいい」説の6つの理由
- 「大企業から転職しないほうがいい」の真実
- 「大企業から転職しないほうがいい」は半分ウソ。気にせず転職を本気で考えよう。
もしあなたが大企業勤めなら、大企業→大企業のキャリアをオススメします。
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大企業からは転職しないほうがいい?
大企業1社勤め上げキャリアの終焉
人生100年時代のライフシフトで、企業と労働者の力関係は変化しています。
終身雇用制度の崩壊で、大企業に勤めれば安泰の時代は終わりを迎えつつあります。
さながら「転職”大航海”時代」です
本記事では、そんな転職”大航海”時代のなか、【大企業から転職しない方がいい説】は本当かどうかを検証します。
大企業から転職しないほうがいいと言われる6つの理由
「大企業からの転職は止めたほうがいい」「大企業からの転職は後悔する」
果たして本当でしょうか?
6つの理由で深掘りしてみます
理由① 高待遇(年収)を失ってしまう
まず待遇(年収)の話です。
大企業が大企業足らしめているいるのは、莫大な事業資産と参入障壁による恩恵です。
この恩恵にあずかり、私達大企業サラリーマンは高い給料をもらっています。
大企業が100だとすると、中小企業の場合はざっくり80のイメージです。
つまり、大企業から仮に中小企業へと転職すると20%は年収が下がり得ます。
厚生労働省の調査で企業規模別の賃金(所定内給与額)をみると、男性は大企業で約38万円、中企業で約33万円、小企業で約30万円となっています。企業規模別の賃金格差は大企業を100とすると、中企業は87.3、小企業は80.8となっています。
企業規模別に見た平均的な賃金は?(参照:生命保険文化センター)
加えて、大企業は福利厚生など従業員のモチベーションのための仕組みが整いまくっています。
資産形成に役立つ借り上げ社宅制度や財形貯蓄から、家族サービス補助まで、至れり尽くせりです。
こうした高待遇が失われるため、大企業からの転職をしないほうがいいと言われるワケです。
理由② 働きやすい環境を捨てることになる
大企業は仕組みで動いています。
さらに、優秀なスペック(地頭、コミュ力、太い胆など)の社員が多いです。
ハイスペな大企業リーマン多し
こんな優秀な人達が、脈々と築き上げてかた仕組みを廻して稼いでいるのが大企業です。
仕組みを廻すことは基本的にラクです。
体力・精神的にキツい時期があれど、仕組みを創るより廻して運用するほうが労力は少ないでしょう。
”仕組み”は働きやすさです。
さらにあなたが成果を出してきたのであれば、社内でタグ人材になっているはずです。
会社のなかでタグ人材になると、圧倒的にチャンスも増え、社内で更に働きやすくなります。
この”働きやすさ”をわざわざ転職で捨てるとは、もったいない!というロジックですね。
理由③ 自分の実力が通用するか不安
新卒入社以来、ずっと1社で勤めて来た人は社外で本当にチカラが通用するのか不安になりますよね。
僕自身も新卒から10年以上おなじ大企業に勤めてきたサラリーマンなので気持ちは分かります。
「もしかすると自分は”井の中の蛙”かもしれない…」
いくら今の会社で成果を出せていても、自分は大したことがないのでは…
ソトの世界を知らないからこそ、こんな不安は沸き上がって当然ですよね。
ただ漠然とした不安…
理由④ 転職先では早めの成果が求められる
「転職後最初の3か月間が勝負」と言われるように、転職先の評価はクイックウィンを出せるかどうかに懸かっています。
とはいえ、スピーディに成果を出すには、仕事を滑らかに進めるための人間関係が欠かせませんよね。
転職先では基本的にゼロからの社内人脈構築が必要です。
ですが、成果を急ぎたいあなたとは裏腹に、転職先の職場は”お手並み拝見”とばかりに冷ややかに”値踏み”する。
あなたの前職が大企業であればあるほど、その値踏みの期待値は高いでしょう。
そうすると、余計にあなたは慣れない環境のなかで、戸惑いつつも成果を狙わなければならないキビしい環境に置かれます。
お手並み拝見ってやつですね
理由⑤ 社外での信用・ブランド(看板)が無くなる
「自分は仕事がデキるし、ひょっとして凄いサラリーマンなのでは…?」
その大いなる自信は、単なる勘違いで、大企業の看板のおかげなのかもしれません。
一度大企業から飛び出すと、大企業勤めという信用・ブランド力が失われると転職市場では囁かれます。
具体的な弊害では、例えば大企業勤めという属性を失うと、金融機関からの住宅ローン融資額に響く可能性は考えられます。
理由⑥ 家族のしあわせを損なうリスクがある
大企業勤めのあなたがいるらこそ、家族も安心してしあわせな暮らしが送れる。
伴侶もご近所・親戚付き合いで謙遜ができて鼻が高い。
子どもの私立幼稚園・小学校入学の面接でも、大企業勤めである親の信用力がプラス評価になる。
仮に大企業からあなたが転職をしてしまうと、これらの家族のしあわせが損なわれてしまうリスクが考えられますよね。
「大企業から転職しないほうがいい」は半分ウソ
世間で言われる【大企業から転職しないほうがいいと言われる6つの理由】を見てきましたが、
果たして本当でしょうか。
実は少なくとも半分はウソです。真実を紐解きましょう。
これからは1社勤め上げの人が少数派になる時代
2人に1人は転職する時代。
Z世代はどんなにすばらしい大企業であろうと、退職まで勤め上げるキャリアを描く人は少数になっています。
普段からアンテナを張って広く世の中の情報を取っている人は「終身雇用は崩壊している」とわかっていますが、“隔離された場所”で同質な人たちと長年働き続けている人は、終身雇用を疑わない人もいます。終身雇用を信じていても、ある日突然、早期退職対象になったり、事業そのものがなくなったりと、これから日本各地で大企業とその取引先や関連会社の大崩壊が起きると思います。
【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却
実際には41歳以上のミドル層も転職しはじめています。
20・30代よりもその動きは強いのがいう事実です。
世の中は転職を経験していない人のほうが少数派になってきていますね。
「転職”大航海”時代」です
この前提を踏まえて、4つの真実をお伝えしていきます。
真実① 待遇UP&働きやすい会社への転職はできる
大企業サラリーマンとして企業勤めが出来ているだけでも、仕事の基本OSはしっかりできていると言えます。
実際にビズリーチ社の調べ(厚労省2019年調査がベース)によると以下の事実が見えています。
厚生労働省が2019年(令和元年)に発表した「雇用動向調査結果の概況」によると、令和元年1年間の転職入職者の賃金変動状況が、前職の賃金に比べ「増加」した割合は34.2%、 「減少」した割合は35.9%、「変わらない」の割合は27.9%となりました。
増加した人と減少した人の割合にはほとんど差がないことから、転職で年収が下がるということは珍しいケースではないことがわかりました。せっかく転職をしたにもかかわらず、年収が下がってしまうことは本意ではないかもしれませんが、一時的であるにせよ、上がる人と同じくらいの割合で下がる人がいるということです。
転職で年収は上がる? 下がる? 年収アップのためのポイント、求められるスキルとは
厚労省の元データを見ると、このリサーチはパート労働者までを含めた事業規模の大小を問わないサンプル抽出です。
僕自身の転職活動の手ごたえ、周囲の実際の転職実績を考えると、大企業からの転職における待遇(年収)アップは現実として可能だと考えます。
また、転職先の企業での”働きやすさ”は確かに未知数ですが、それが吉と出るか凶と出るかは実際に働いてみないと見えないでしょう。
自分に合う会社かどうか、”働きやすさ”は令和の転職のキーファクターです。
転職先が自分にとっての働きやすい会社かどうかを調べるには、クチコミやリアルな聞き込みが一番です。
- 会社HPやSNS媒体での発信内容をチェック
- Openworkなどの社員クチコミ内容をチェック
- ツテを辿ってその会社で働いている・知っている人にコンタクト
- 転職面談のプロセスのなかで現場社員との面談を調整してもらう
待遇UP&働きやすさの二兎を追いかけましょう
真実② 自分の強みはどこにいても必要
転職してもしなくても、これからの人生100年時代のキャリアは、どこにいても雇われ続ける能力が必要な時代です。
大企業に残り続けても、自分の強みとなるタグを意識しながら、己の武器を鍛え続けないと「残念なおじさん」となり憂き目に遭います。
転職先で自分の実力が通用するかどうか不安になる気持ちは、正しい危機感です!
その危機感をバネにして、どこでも・誰からも必要とされ続けるための強みづくりをしましょう。
真実③ 転職先の企業は中途人材に”慣れている”
大前提として、【他人はあなたが思うほど、あなたのことを気にしていません】
中途採用を行う企業であれば、少なくとも中途採用に積極的であり、あなたが中途採用第一号になるケースは超レアでしょう。
中途だろうが新卒だろうが、ひとたび同じ会社メンバーになればワンチームで成果を出すのが基本所作です。
どんどん転職人口が増える世の中では、転職者はどこの職場でも当たり前のようにいます。
「お手並み拝見」と言わんばかりの態度に見えたとしても、それは単なる勘違いの可能性もあるでしょう。
また、中途採用人材はある種イイ意味で”異物”キャラとして、会社の空気を変える役割も期待されるケースがあります。
転職後3か月をめどに早めに成果を出していくためには、ある意味で「空気を読まずに」大胆に仕事をすべきでしょう。
あえて空気を読まないキャラ
真実④ 大企業→大企業へ転職すれば万事OK
最後に、僕自身は大企業からは大企業への転職を強くオススメします。
大企業サラリーマンの看板を失うリスク、家族の心配事も、大企業から大企業へと転職すれば問題解決です。
結論:大企業からの転職はアリ
とはいえ。
転職には色々な不安やリスクはつきまとうことは間違いありません。
仮に大企業から大企業への転職であっても、心配事は絶えないでしょう。
最終的に自分自身のキャリアを決断するのは、ほかの誰でも無いあなたです。
したたかに、かつたくましく、大企業サラリーマンキャリアを創っていきましょう。
大企業から大企業へ転職するには?
大企業から大企業への転職がオススメと言っても、やはり不安がいっぱいです。
はじめての一歩は、分からないことだらけですよね。
僕はビズリーチで年収1.5倍UPの転職を成功させられました。
率直に、大企業→大企業の転職はビズリーチ
\ 1.5倍の年収UPも実現可能 /
まとめ
大企業サラリーマンなら、大企業→大企業への転職を目指そう。
- 運営者のリアルな転職の検討理由は6つある。
- 大企業からの転職にはメリットもデメリットある。
- デメリットはちゃんと対策可能。不安を潰そう。
- 大企業からの転職は大企業を強くオススメする。
- 大企業からベンチャーへの転職はハイリスク・ハイリターン
- ビズリーチ
もあわせて使えば鬼に金棒