【大企業勤め】サラリーマンに向いていない人の特徴を5つ解説

あなたは大きな会社で働くサラリーマンに向いていると思いますか?

本記事では、”ザ・大企業”に新卒から10年以上勤めてきた僕の目線から、「この人、大企業サラリーマンに向いてないな」と感じる特徴をご紹介します。

たくさんの人々とお付き合いしてきた商社マン目線ならではの「大企業サラリーマンにはまる・はまらない人」のポイントを5つ解説しますので、是非とも最後までお読みください!

本記事で解決するお悩み
  1. 新卒で大企業に入ったが自分が今の会社と合っているか自信がない
  2. なんとなく、今の会社に自分がはまっているか不安
  3. 転職を考えたときの自分に合う働き方がイマイチわからない
本記事でわかること
  1. 大企業サラリーマンに向いていない人の5つの特徴
  2. もし向いていないと思ったらやるべき3つのこと
本記事の結論
  1. 大企業勤めに向いていないと思ったら、キャリアの健康診断をやってみよう。
この記事を書いている人
Hiro

英語で大企業サラリーマンLifeをハックしています!

  1. 米国大学院への社費留学をGETした大企業サラリーマン(商社マン)。
  2. TOEIC975点、英検準1級。英語によるビジネス交渉実績多数。
  3. 英語力で社内で”何者か”になり最速出世&美味しいポジションを満喫中。
目次

前提 | 大企業サラリーマンのススメ

大企業サラリーマンは最強説

大企業サラリーマンはなんだかんだ最強

本ブログで繰り返しお伝えしていますが、僕自身の考えは大企業サラリーマンはこれからの時代もなんだかんだ強いということです。

Little Hiro

ポジショントークでは?

Hiro

こちら記事でも力説してます!

大企業サラリーマンが今の時代でも最強の働き方の1つであることに間違いはありませんが、向き・不向き、好き・嫌いは人それぞれですよね。

僕はラッキーにも、大企業サラリーマンとしてのキャリアにどうやら向いていたようで、酸いも甘いも噛みしめながら楽しく仕事をしています。

向いているからこそ、”何者か”として成果を出せているのだと感じます。

自分のキャリアを預ける「自然の流れ」

また、インターネット生命保険の先駆けであるライフネット生命を創業された出口さんの言葉を借りると、世の中なんて思い通りにいかない、という痺れることを述べられています。

「これを絶対に達成しようという目標をあらかじめ明確に決めて、ひたすらそれに向かって邁進する人がいる。私に言わせれば、そんなことしても仕方がない。世の中、ほとんどのことは自分の思い通りにならない。だから、自然な流れにひたすら身を任せて生きていく。これが自分の生き方だ。」

Harvard Business Review – 楠木健の週刊10倍ツイート – 川の流れのように

これを大企業サラリーマンに置き換えてみると、人生100年時代のキャリアを戦略立てて思い描くことも重要ですが、自分が心地よく「流れ」に身を任せられる会社に勤めることも大事ではないでしょうか。

つまり、”心地よい流れ”だと自分で感じる会社に勤められる大企業サラリーマンこそが、最強なのではないかと考える訳です。

そのためにも、自分が大企業サラリーマンという働き方に向いている・向いていないという感覚はしっかりと把握しておきたいですよね。

大企業サラリーマンに向いていない人の特徴

10年以上のサラリーマンキャリアのなかで色々な人と出会い仕事を共にしてきました。

社内では転職した同僚、起業した同期、ベンチャーに飛び込んだ元部下、コンサルに挑んだチームメート、独立フリーランサーになった後輩、家業を継いだ先輩…

社外では、ものづくり業界から先端のデジタル産業まで、国内海外問わずに社外のパートナー・取引先・仕入先の社長クラスから現場担当者まで…

印象に残っている人をイメージしながら、5つの特徴にまとめてみましたので順に解説していきます。

① 即断・即決・即行動したい人

大企業のペーパーワーク

大企業が大企業たる所以は、強烈な仕組みとそれを支える資産、具体的にはヒト・モノ・カネがあるからです。(こちら記事でも解説しています)

大企業のなかをのぞくと、仕組みを創る人よりも、過去の歴史に基づいて仕組みを廻す人の数が圧倒的に多いです。

そのため、ご想像の通り、仕組みを廻すためのルール・お作法が盛り沢山です。

「ルール・お作法」の例
  1. 議論や決め事をする大小の会議体
  2. 何かを諮るための稟議・起案
  3. 金額や案件に応じた決裁権
  4. 関係者の心情や立場を慮る根回

いかがでしょうか。

自分自身でも「ぞっ」としますが、仕組みを廻すためにやるべき社内の仕事がたくさんあります。

すなわち、仮にあなたが絶対に100億円儲かるような商売を思いついたとしても、それを検証してみるためにほんの僅かなヒト・モノ・カネ・時間を使うだけでも、大企業の仕組みを廻すためのルールとお作法に乗っかり動かなければいけません。

端的にいうと、めちゃくちゃスローにしか進めません。(だからこそ、”仕組み”がしっかりしていると言えるのですが)

そのため、自分で決めて、自分の責任の下でスピーディにごりごりと物事を進めたい人、つまり即断即決したい人にとっては大企業の仕組みに乗っかる事は耐えられないでしょう。

②本能型の人(またの名を天才型)

右脳・直感型

いわゆる天才肌と言われるタイプの人です。アーティスト気質が強烈に強い人と言ってもよいかもしれません。

独創的でこだわりが強く、得てしてスティーブジョブズのようにこれまでの世の中になかったものを次々と創れる人です。イノベーション創出型の人材です。

本能に沿って「これがイイ!」「こうあるべきだ!」と自信を持って自分のビジョンに向けて努力できる人だと思います。

繰り返しになりますが、大企業は廻すための仕組みがしっかりしているため、こういう突然変異型の直感・天才肌タイプが次々に生み出すアウトプットを、どうやって商売に落とし込んでいくためののノウハウに乏しいです。

さらにこのような天才肌の人材が語るビジョンやロジックは、大抵世の中やその会社の1歩・2歩先行くモノであり、大企業文脈に落とし込んで、しっかりと社内を”通す”ことに大変難儀します。

というか、偉い役員クラスの全面的なサポートがないと通せません。

社内上層部にサポーターがいない場合、のアウトプットは大企業サラリーマンが理解できるレベルに角が取れた”丸い”モノになりますので、結果として当の天才本人にとってはつまらない仕上がりになります。

自分の生み出す仕事のレベルに自信がある天才は、大企業というハコのなかに収まらない方がしあわせでしょう。

つまり、うまく商売を廻す仕組みとは関係なく、本能と直感のままに尖った状態でアウトプットできる環境に身を置いた方が輝くハズです。

③ ポータブルスキルを鍛えたい人

ポータブルスキル

あなたはどこでも食べていけるあなただけの””はお持ちでしょうか?

芸とはつまり、どの会社・業界にも持ち運べるポータブルスキルです。

残念ながら、大企業サラリーマン生活をぼんやりと過ごしてしまうと、その企業でしか通用しないスキルや経験知しか獲得できません。

例えば、あなたの会社でしか通用しない独特な専門用語を上手に使いこなせたり、特殊な手続きをうまくやれたとしても、ひとたび会社のソトに出ると役に立ちませんよね。

ということは、年功序列と定年制度もじょじょに変わっていくであろうこれからの世の中においては、ずっとあなたを喰わせてくれるポータブルスキルを自ら鍛える必要があるのです。

が、大企業はどこでも喰っていけるスキルを持った人材を育てる教育はほぼ行っていません。(※最近AIはじめとしたデジタル教育は一部はじまりましたが…)

そのため、ポータブルスキルは自分で鍛えていく必要があります。

ちなみに僕自身は、大企業サラリーマンにオススメするスキルとして英語力を強くオススメします。

④ 社内調整がイヤな人

社内関係者

当たり前ですが、大企業には多くの社内関係者が存在しています。

1つの仕事の入り口から出口まで多くの人が携わって進めているのです。

仕組みを上手に廻すだけであれば労力はそれほどかかりませんが、いざ通常と異なる仕事に挑戦しようとしたり、突発的なトラブルに何とか対応しようとすると、途端に社内関係者を説得して動かすという仕事が発生します。

特に大企業は会社規模が大きいため、全員が会社の利益を考えて同じような目線を持っていることはありません。

そのため、それぞれの組織からのポジショントーク牽制が繰り広げられます。(※営業系・管理系どちらでも)

熱意と信念をもってコミュニケーションすれば大抵の場合はうまく物事は運びますが、まぁまぁ疲れます。

多くの社内関係者巻き込んで、自分の向かいたい方向に動かすことが心底「嫌だなぁ」と思う人は、社内調整に労力のかからない規模の企業のほうが向いているかも知れないですね。

⑤ 仕事>>>人生な人

大企業ワーカホリックな人

バブル期の24時間働くモーレツサラリーマンはどこへやら。

令和の大企業は労働時間にめちゃくちゃ厳しいです。有給休暇もしっかり取得しないと、むしろ人事部門からお叱りが飛んできます。

「若手時代は労働時間や休み関係なくバリバリ働きたい!」といくらあなたが望んでも、会社はそれを許してくれません。

むしろ「(建前上)働くな!」という声さえ聞こえてきます。

これは一重に、大企業が本音ではもっともっと従業員に働いてもらって成果を上げさせたいものの、建前はワークライフバランスを推進しなければ社会・株主・従業員などから後ろ指を指されてしまう時代になってきているからです。

そのため、人生と仕事のバランスよりも何よりも、成長するために仕事をバリバリやりたい!と強い意欲をお持ちの方は大企業にフィットしない可能性が非常に高いです。

成果で評価される企業や、まだまだモーレツな働き方と短期間の急成長が期待される企業を見つけるべきかも知れませんね。

大企業サラリーマンに向いていないと思ったら…

Little Hiro

OK、大企業サラリーマン向いてないんだが…?

Hiro

3つのアクションを!

順に見ていきましょう。

大企業サラリーマンのメリットを活用する

とはいっても、大企業サラリーマンはやはり強いです。そのメリットを冷静に整理してみることをオススメします。

特に福利厚生のなかでも借り上げ社宅制度は強烈なので、もしもあなたが利用している場合は慎重にそのメリットを見つめてくださいね。

高い属性を活かす

大企業の看板に担保された属性は強いです。

具体的に言うと、金融機関から住宅関連ローンを引くときに威力を発揮します。

実は仮に転職すると、3年を目安に住宅ローンが引きづらくなるため、在職中に属性を活かすべきかよく検討してみると後悔が少ないですよ。

キャリアの健康診断をする

転職を決めないにせよ、定期的に自分のキャリアを棚卸しすることで振り返ることは重要です。

もちろん自分ひとりでもキャリアの定期健診は出来ますが、社外の専門家からあなたのキャリア健康診断を定期的に受けることはめちゃくちゃ大事です。

サラリーマンキャリアの考え方はこちら記事でも解説していますので、是非お読みください。

大企業勤めに向いていないと思ったら、キャリアの健康診断をやってみよう。

Hiro

とはいえ大企業サラリーマンはやっぱり強いですよー!

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